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二年

悲しい夢も 未来も 君の胸で 消えちまえばいい

なんて、素敵な言葉の羅列。
心臓を優しく絞られるような傷みと高鳴りを感じてしまう。

というのは、今さっき聴いた曲のお話。
久しぶりにお気に入りの音楽に出会って幸せなここしばらくです。

<中>{}

今日の写真は鈴音さん。
そして、今日着ているのは彼女を迎えた日に購入したもの。
今から2年前の春、その年の3月6日の事。

秋葉原のSRに行ったのは、丁度遊びにきていたタマさんのお付き合いだったのだけれど、どんな流れだったか、いつの間にか、私がお店のカウンターで、「13めぐ」を店員さんに見せてもらっていた。自分にその趣味がないとはいえ、身近な環境にSDがあって久しかったので、今更、という風に自分でも思ったのだけれど、私はすっかり、その箱の中にいる、”その「13めぐ」”に心を奪われてしまった。高価なものである。そして、また、自分がその趣味に興じれる自信もない。こんな衝動的な買い物はすべきじゃあない。でも・・・。と、何時間も悩んで悩んで、最終的に、初めてDOLLをお迎えしてしまった。その日のこの人の引力は凄かった。大きな箱の入った大きな袋を下げつつ、秋葉原のSRで、そして、その頃はまだ出来て間もなかった銀座のお店で、この人のための洋服を物色。と、その時の一着がこれなのだ。その後、二年の間にドール自体も、メイクの技術も、そしてアウトフィットも、実に精巧であか抜けた進化を遂げていると深く感じる。でも、どうしてもこの服は、未だに手放す気になれない。手に取ると、あの日と同じ、嬉しさをほんのり感じる事ができるので。その日の晩、まだデフォルトメイクのこの人の名前をタマさんと一緒に考えた。部屋の窓辺に腰掛けているこの人をまだおずおずとした気持ちで眺めながら。その日の事はとてもよく覚えている。そして、飽きっぽい私が、二年以上の月日が経過した今でも、鈴音さんと暮していると思うと、何か可笑しい。さて、横道だけで埋まってしまったけれども、ちなみに、私が初めてDDを迎えたのが二年前の4月半ば過ぎ。今は、その子は、もう手元にはいないのだけれど、その子のお陰で完全にDDにはまってしまった。そんな訳で鈴音さんもDD化したのでした。鈴音さんは移り変わりが激しく、ボディも何度も変わり、メイクも何度も変わっているのだけれど、最初のSRの箱の中で、こちらを見ていた時から変わらない、面影のような、空気のようなものは今でもそのままだったりする。といっても、それは、きっと私だけの、勝手な感慨なんだろうなあ
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